股関節の痛みを山科で改善│40年前の骨折が原因だった実例
2026年06月14日

外出が怖くなるほどの股関節の痛み
ある日突然訪れた不安な日々
股関節の付け根に感じる違和感。それは最初、ほんの小さな引っかかりのようなものでした。しかし次第に、歩くたびに気になるようになり、やがて「今日は大丈夫だろうか」と外出前に不安を感じるまでになってしまう。そんな経験をされている方は少なくありません。
痛みそのものよりも辛いのは、いつ痛みが出るか分からない不安定さです。好きな場所へ出かけたい、友人と会いたい、そんな当たり前の願いが「もし外出先で痛みが出たら」という恐怖で遠ざかってしまう。この心理的な負担は、経験した人にしか分からない重さがあります。
今回ご紹介するのは、まさにそんな悩みを抱えていたお客様の実例です。
2年間の努力でも解決しなかった理由
週に4回もジムに通い、ストレッチを欠かさず行う。体は確かに柔らかくなり、全身の筋力も向上してきた。それでも股関節の違和感だけは消えない。良くなったと思えば、また戻ってしまう。
「やったら治るけど、また戻る」
この繰り返しに、多くの方が疲弊しています。自分でできる努力は十分にしているのに、なぜ根本的に良くならないのか。その答えは、関節そのものの問題にありました。
筋肉の柔軟性を高めることと、関節の動きをスムーズにすることは、実は全く別のアプローチが必要なのです。
40年前の骨折が今になって影響する理由
若い頃は何ともなかったのに
40年前、交通事故で骨盤を骨折したという過去。当時は適切な処置を受け、日常生活にも支障なく過ごせるようになりました。20代、30代、40代と、特に大きな問題を感じることもなく過ごしてこられた方も多いでしょう。
しかし50代を過ぎた頃から、徐々に違和感が現れ始めます。最初は「年のせいかな」と思う程度の小さな変化です。右側だけ少し動かしにくい、歩幅が狭くなった気がする、そんな微細な変化から始まります。
これは決して「気のせい」ではありません。筋力の低下によって、過去の怪我の影響が顕在化してきたのです。
筋力が支えを失うとき
若い頃は十分な筋力があるため、多少の骨格の歪みや関節のズレがあっても、筋肉がそれを補ってくれます。いわば筋肉という「サポーター」が常に体を支えている状態です。
ところが加齢とともに筋力が低下すると、このサポート機能が弱まります。すると今まで筋肉が補っていた部分に、本来の骨格や関節の問題が表面化してくるのです。
特に骨盤の骨折経験がある場合、骨は治っていても、骨盤の微細な歪みや股関節の位置のズレが残っていることがあります。これが筋力低下とともに症状として現れてくるのです。
デスクワークが追い打ちをかける
55歳までは比較的活動的な仕事をしていたものの、それ以降はデスクワークが中心になった。この変化も大きな影響を与えます。
座っている時間が長くなると、お尻の筋肉が常に圧迫され、股関節の骨頭が前方に押し出される状態が続きます。本来、股関節は関節の中心に均等に収まっているべきですが、長時間の座位によって前方への負担が増え、軟骨の一部分だけが徐々に摩耗していくのです。
整形外科で「軟骨がすり減っている」と言われた背景には、こうした長年の生活習慣の積み重ねがあります。
自分でできることと専門家に任せるべきこと
ジムでの運動が無駄だったわけではない
週4回のジム通い、ストレッチの習慣、これらは決して無駄ではありません。むしろ素晴らしい取り組みです。実際、2年間の努力によって体全体の柔軟性は格段に向上し、筋力も維持できています。
これらの努力がなければ、症状はもっと悪化していた可能性が高いでしょう。腰痛が出なくなったのも、この努力の成果です。
しかし、関節の矯正だけは自分ではどうすることもできないのです。
筋肉へのアプローチと関節へのアプローチの違い
ストレッチやジムでの運動は、主に筋肉に対するアプローチです。筋肉を伸ばし、鍛え、柔軟性を高める。これは自分でできる範囲の最善の方法です。
一方、関節のズレや歪みを整えるには、第三者による適切な力の加え方が必要になります。例えば網戸を想像してください。レールから少しズレて引っかかっている網戸は、いくら前後に動かしても引っかかり続けます。でも一度レールから外して正しい位置に戻せば、スムーズに動くようになります。
股関節も同じです。骨盤の歪みや股関節の位置のズレという「引っかかり」を取り除かない限り、いくら筋肉を柔らかくしても、根本的な解決にはならないのです。
表面と深部の違い
2年間の運動で、表面的な筋肉は確かに柔らかくなりました。しかし深部の筋肉、特に背骨のすぐ横にある深層筋は、自分でのストレッチではなかなか届きません。
また、お尻の筋肉の奥深くにある硬さや、内ももの筋力低下といった問題は、一般的なトレーニングでは改善しにくい部分です。これらは専門的な知識と技術を持った施術者による、的確なアプローチが必要になります。
せがわ接骨院での実際の検査と発見
初回の徹底的な問診
せがわ接骨院では、初回に約50分という十分な時間を確保しています。これは単に長く時間を取っているのではなく、本当の原因を見つけ出すために必要な時間なのです。
まず詳しくお話を伺います。いつから痛みが出るようになったのか、どんな時に痛むのか、過去の怪我や病歴、現在の生活習慣まで。一見関係なさそうなことでも、実は重要な手がかりになることがあります。
40年前の骨折の話も、ここで初めて症状との関連性が見えてきました。
体を実際に動かして分かること
次に実際に体を動かしながら検査していきます。上向きで寝た状態、横向き、うつ伏せと、様々な姿勢で股関節の動きを確認します。
このお客様の場合、右足と左足で明らかな違いがありました。左足はスムーズに動くのに、右足は引っかかるような感覚があり、可動域も制限されています。
さらに詳しく見ていくと、以下のような問題が見つかりました。
骨盤と股関節の状態
- 右の骨盤が左より下がっている
- 右足が左足より長くなっている
- 右の骨盤が前方に捻じれている
- 骨盤全体が後傾している
- 右の股関節が外側に開いている
筋肉の状態
- お尻の筋肉、特に深層部が硬くなっている
- 内ももの筋力が低下している
- 背骨の深層筋が硬直している
関節の動き
- 股関節の動きがスムーズでなく、コキコキと音がする
- 左右で可動域に大きな差がある
- 足首や膝の関節も硬くなっている
右肩が下がっている理由
興味深いことに、右肩も左より明らかに下がっていました。これは偶然ではありません。骨盤が右側に傾いているため、体全体が右に傾き、結果として右肩も下がってしまうのです。
さらに6年前に右肩の腱板を損傷した経験もあり、肩鎖関節(鎖骨と肩甲骨をつなぐ関節)の動きも制限されていました。これらすべてが連鎖的に影響し合っているのです。
体は一つのシステムです。一箇所の問題は、必ず他の部分にも影響を及ぼします。
施術の実際とその場での変化
最初に行ったこと
施術は段階的に進めていきます。まずは内ももの筋力を高めるエクササイズから始めました。
施術者が抵抗をかけながら、お客様に力を入れていただきます。「せーの、グッと」という掛け声とともに、1回5秒間の力の入れ合い。これを左右それぞれ3セットずつ行います。
次にお尻の筋肉をほぐしていきます。表面だけでなく、深層部まで丁寧に。ここは少し痛みを感じる部分ですが、「痛気持ちいい」程度の刺激で行います。
関節の矯正
筋肉の準備が整ったところで、いよいよ関節の矯正に入ります。せがわ接骨院の矯正は、バキバキと音を鳴らすような強い刺激ではありません。ソフトで繊細な手技です。
横向きに寝ていただき、骨盤の位置を整えていきます。股関節の動きを確認しながら、少しずつ正しい位置へと導いていきます。
うつ伏せの状態では、背骨の深層筋にアプローチします。ここが硬いと、いくら下半身を整えても効果が半減してしまいます。背骨のしなりを取り戻すことで、全身の動きがスムーズになります。
その場で実感できる変化
施術の途中、何度も「もう一回動かしてみてください」と確認します。すると、明らかに動きが変わっているのが分かります。
「先ほどと比べて上げやすくなりましたか?」
「はい、軽いです」
この即座の変化に、多くの方が驚かれます。2年間の努力でも変わらなかったものが、わずか数十分で変化を実感できるのです。
もちろん、これで完全に治ったわけではありません。長年積み重なった歪みを根本から整えるするには、継続的なアプローチが必要です。しかし、この初回の変化が「確かに良くなる」という確信を与えてくれます。
土台作りの重要性
最初の1ヶ月が勝負
せがわ接骨院では、最初の1ヶ月を「土台作り」の期間と位置づけています。この期間は週2回のペースで通っていただくことを推奨しています。
なぜそんなに詰めて通う必要があるのか。それは、長年かけて形成された体の歪みや筋肉の癖は、一度整えてもすぐに元に戻ろうとする力が働くからです。
間隔が空きすぎると、せっかく整えた状態が戻ってしまい、また最初からやり直しになってしまいます。逆に、最初の1ヶ月でしっかりと土台を作ってしまえば、その後は月2〜3回程度のメンテナンスで良い状態を維持できるようになります。
土台ができると何が変わるのか
土台がしっかりすると、体が本来の正しい動きを「記憶」し始めます。歪んだ状態が当たり前だった体が、正しい状態を当たり前と認識するようになるのです。
すると、少し疲れが溜まっても大きく崩れることがなくなります。自分でのストレッチやジムでの運動も、より効果的に働くようになります。なぜなら、正しい骨格の上で筋肉を動かせるようになるからです。
歪んだ土台の上でいくら筋肉を鍛えても、効率が悪いだけでなく、かえって歪みを強化してしまうこともあります。正しい土台があってこそ、運動の効果が最大限に発揮されるのです。
3〜4ヶ月で根本改善を目指す
このお客様の場合、完全な根本改善には約4ヶ月、回数にして15回程度が必要と見込まれました。
これは決して長い期間ではありません。40年前の骨折の影響、長年のデスクワーク、加齢による筋力低下。これらすべてが積み重なった結果としての現在の状態です。それを考えれば、4ヶ月で根本から改善できるというのは、むしろ短期間と言えるでしょう。
実際、多くの方が1ヶ月を過ぎた頃から「明らかに違う」と実感されます。2ヶ月目には日常生活での不安がほぼなくなり、3ヶ月目には「あの痛みは何だったんだろう」と思えるようになります。
施術後に気をつけること
好転反応について
初めて本格的な施術を受けた後、人によっては体にだるさを感じることがあります。これは「好転反応」と呼ばれるもので、体が良い方向に変化している証拠です。
長年硬くなっていた筋肉がほぐれると、そこに溜まっていた老廃物が血流に乗って流れ出します。また、歪んでいた骨格が正しい位置に戻ろうとする過程で、今まで使っていなかった筋肉が働き始めます。
これらの変化によって、一時的に筋肉痛のような感覚や、体全体のだるさを感じることがあるのです。
水分補給の重要性
施術後は必ず十分な水分を取ってください。水やお茶で構いません。水分をしっかり取ることで、老廃物の排出が促進され、好転反応も軽減されます。
目安としては、施術当日はいつもより意識的に多めの水分を取るようにしてください。
新しい運動は控える
施術期間中、特に最初の1ヶ月間は、新しい運動やストレッチを始めないでください。今まで行っていたジムでの運動は続けていただいて構いませんが、YouTubeで見た新しいストレッチなどは控えましょう。
なぜなら、もし新しい運動を始めて痛みが出た場合、それが施術の影響なのか、新しい運動の影響なのか分からなくなってしまうからです。
体の状態を正確に把握し、最適な施術を提供するためにも、この期間は今までの習慣を維持しながら、施術に専念していただくことが重要です。
よくある質問
どのくらいで効果を実感できますか?
多くの方が初回の施術直後から変化を実感されます。「足が軽くなった」「動かしやすくなった」といった即座の変化です。ただし、これで完治したわけではありません。日常生活で明らかな改善を感じ始めるのは、3〜5回目の施術を終えた頃が多いです。痛みや違和感がほとんど気にならなくなるのは、1ヶ月の土台作りを終えた頃が目安となります。
施術は痛くないですか?
せがわ接骨院の施術は、バキバキと音を鳴らすような強い刺激ではありません。ソフトで繊細な手技が中心です。ただし、深層筋をほぐす際には、少し痛みを感じることがあります。これは「痛気持ちいい」程度の刺激で、我慢できないほどの痛みではありません。痛みの感じ方には個人差がありますので、もし辛い場合は遠慮なくお伝えください。強さを調整しながら進めていきます。
整形外科での治療と併用できますか?
基本的には併用可能です。ただし、現在整形外科で何らかの治療を受けている場合は、初回のカウンセリング時に必ずお伝えください。特に注射や薬物療法を受けている場合は、その内容を詳しくお聞きした上で、最適なアプローチを提案させていただきます。また、整形外科での診断結果やレントゲン写真などがあれば、ぜひお持ちください。より的確な施術計画を立てることができます。
何歳くらいの方が多いですか?
股関節の悩みで来院される方は、50代から70代の方が中心です。特に女性の方が多い傾向にあります。ただし、若い頃のスポーツ障害や事故の後遺症で悩む30代、40代の方もいらっしゃいます。年齢に関係なく、股関節の痛みや違和感でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
仕事帰りに通えますか?
せがわ接骨院は完全予約制ですので、ご都合に合わせて予約を取っていただけます。2回目以降の施術時間は約20分ですので、仕事帰りでも無理なく通っていただけます。ただし、予約時間の10分前にはお越しいただくようお願いしています。
保険は使えますか?
使えません。全て自費診療となります。
駐車場はありますか?
はい、専用駐車場があります。場所については直接お問い合わせください。椥辻駅から徒歩2分という好立地ですので、電車でのアクセスも便利です。
この先の未来を想像してみてください
不安のない外出
朝起きた時、「今日は大丈夫かな」と心配する必要がなくなります。友人からのランチの誘いに、即座に「行く!」と答えられる。買い物に出かけて、気になるお店を見つけたら、迷わず入れる。
歩いている途中で痛みが出たらどうしよう、という不安から解放されると、世界が広がります。行動範囲が広がるだけでなく、心も軽くなります。
趣味を存分に楽しむ
旅行に行きたい、美術館巡りをしたい、友人と散歩を楽しみたい。そんな当たり前の願いが、当たり前に叶えられる日々。
股関節の痛みが気になって諦めていた趣味も、再開できるかもしれません。新しいことにチャレンジする意欲も湧いてきます。
自信を持って歩く
背筋を伸ばして、しっかりとした歩幅で歩く。その姿は、周りから見ても若々しく映ります。
実際、骨盤が整い、股関節がスムーズに動くようになると、歩き方が変わります。おじいちゃん・おばあちゃん歩きではなく、颯爽とした歩き方になります。これは見た目だけでなく、転倒のリスクも減らしてくれます。
自分でメンテナンスできる体
土台がしっかりできれば、あとは自分でメンテナンスできるようになります。今まで続けてきたジムでの運動も、より効果的になります。なぜなら、正しい骨格の上で筋肉を動かせるようになるからです。
定期的なメンテナンスで良い状態を保ちながら、自分でもケアできる。この「自立」こそが、最終的な目標です。
まとめ
股関節の痛みや違和感は、単なる加齢現象ではありません。多くの場合、明確な原因があります。
過去の怪我、長年の生活習慣、筋力の低下。これらが複合的に影響し合って、今の症状を作り出しています。
自分でできる努力は大切です。ジムでの運動、ストレッチ、これらは続けるべきです。しかし、関節の歪みを整えることだけは、専門家の力が必要なのです。
せがわ接骨院では、21年の経験と10万人以上の施術実績から、あなたの体の本当の原因を見つけ出します。そして、最短距離で根本改善へと導きます。
最初の1ヶ月でしっかりと土台を作り、その後は自分でメンテナンスできる体へ。それが私たちの目指すゴールです。
「出かけたいのに、怖くて出かけられない」
そんな日々に、終わりを告げませんか。











